カインズプライベートブランド缶チューハイ

「ホームセンターの酒」カインズストロングレモンチューハイ「解説&実飲レビュー」

プライベートブランド。それは安酒界隈における混沌であり光でもある。

そんな中から今回はこちらをレビューしていきましょう。

カインズ ストロングレモンチューハイ!

商品説明

まあとりあえずこのパッケージを見て下さい。

無駄だけでなく、デザイン料と人件費まで削ぎ落として作られたかの様なシンプルなパッケージ。

これぞまさにお手本の様なプライベートブランドでございます。

世の缶チューハイにも当然ナショナルブランドとプライベートブランドが存在するのですが、今回のジャンルとしては後者。

プライベートブランドとはなんぞや?という人は、例のトップバリュの冒頭でサッとまとめておりますので、まずはこちらからご覧頂ければと思います。

さてそんなプライベートブランドですが、こちらはなんと

CAINZ(ホームセンター)が販売している缶チューハイなのでございます。

まさかのホームセンターですよ?

流石に製造元は三幸食品という歴史ある会社なのですが、プライベートブランドの中でも安酒界隈にそんな事情は関係ありません。

十分に警戒しなければならない理由がそこにあるのです。

まず第一に注目すべきは、やはり値段の安さ。

他の350ml缶チューハイが大体120円とかで売られている中、こちらのチューハイは88円(税込)というぶっ飛んだ価格で販売されております。

これがどれくらい凄いかというと、あのチューハイ界の問題児であるトップバリュとタイマン張れる価格と言えばお分かりでしょう。

色々と大丈夫なのか心配になる程安いのです。

さらにこれは、ストロング系と呼ばれるアルコール度数9%の代物。

チューハイの中では高い度数帯である9%は、どうしても果汁の美味さよりも酒臭さが目立ってしまう為、手間暇かけないと中々美味しくはなりません。

なのに安い。

もっと言ってしまえば、これを手掛けたのはまさかのホームセンター。住宅関連の用品を扱うのがメインな為、チューハイの開発には相当な努力とコストが必要でしょう。

なのに安い。

だからね、

ヤバい代物な可能性が大なのです。

プライベートブランドチューハイに警戒を怠ってはいけない、というのは安酒界隈における定石でございますよ。

安さを選ぶ代わりに一体何が犠牲になっているのか。

それとも安くて美味いという素晴らしい代物なのか。

じっくりと試しかめて行って参りましょう。

まずは基本情報から。

基本情報

◆販売元→CAINZ(ホームセンター)

◆ベース→ウォッカ

◆アルコール度数→9%

◆プリン体&糖類→プリン体記載なし。糖類ゼロ

◆果汁→レモン果汁3%

無難&無難ですね。

ベースはウォッカで、度数は9%。

果汁はレモン果汁が3%と、割とスタンダードですね。

浸漬酒では無いので、果汁だけで勝負をしに来ております。コストカットの影響でしょうかね?

糖類がゼロなのはやはり地味に嬉しい部分。

せめて糖類を入れた方が美味しくなるのでは?という見解もあるのですが、そうではない代物も世にはあるのでままなりませんね。

続いて原材料チェックと行きましょう。

原材料チェック

お馴染みの人工甘味料ハッピーセットが入っておりますね。

ですが、逆に言えば目立った物はそれくらいで、他は至ってシンプル。

9%のアルコール感をたったこれだけで上手く処理出来るのか不安ではあります。

レモンでは無く、レモン果汁というのもこの不安に拍車をかけてありますね…

万が一味が薄くて臭いと言うことになったら目も当てられません。

はてさて一体どうなのか。

実際に注いでいきましょう。

グラスに注いでみる

炭酸の感じは中々好印象です。

強炭酸でも無く、微炭酸というほど弱くも無い。

まさにRTDとしてチューハイに求めたい丁度良さです。

比較として例を挙げると、ストゼロよりもほんと若干優しめな強さと言ったところでしょうか。

色味はやや透き通っている黄色。

いわゆる割とスタンダードなレモンチューハイですね。

そして香りですが、

ヤバいね。ヤバい予感しかしない。

人工感溢れる安物のレモンの匂いはするのですが、まあそれは良い。

問題はその奥に逃げも隠れもしていないケミカルがそこに存在していると言う事。

私個人は割と耐性がある方だとは自負してますが、それでもしっかりと主張しているこれはアウトケミカルかもしれません…

さてさて戦の予感に胸高ぶってきて参りました。

いざ!

実飲レビュー!

がっ…ダメだこれは中々に厳しい…

ファーストアタックでまず駄菓子のような、嘘にまみれた甘ったるいレモンがやってきます。

これはまあ良いのですが、そんなこの甘いレモンが瞬時に消滅します。

そしてここから先が全部ダメです。

レモンの風味が瞬時に消えた後、人工甘味料のベッタベタな甘さだけが延々と残ります。

香りで感じたほどのケミカルさが無いのは幸いですが、分量間違えてるっていうレベルで甘ったるさだけが強調されておりますね…

せめて砂糖の様な甘さであればまだ良かったのですが、これがまあ無味。

頼みの綱のレモンすら瞬時に消えてしまう為、口の中が味の無い甘さに包まれるだけになります。

流石に9%という度数なだけあってアルコール感もちゃんと来るには来るのですが、まあ人工甘味料が強すぎてそこまでアタックが感じられません。

そしてアルコールと共に甘みも引いてくれるならまだ良かったのですが、そんな事はなく、無味な甘ったるさが後を引きずって終わります。

マジで甘い。

ひたすらに甘い。

総評とあとがき

まあ飲んでやれない事はないですとも。

一言でまとめると、

酒臭さを抑えることには成功しており、レモンチューハイとしての本当に最低限な骨組みはあるものの、人工甘味料の量がバグってて甘すぎる。

こんな感じです。

せめてレモン感がもう少しでも持続してくれれば及第点だったのですがね。

果汁3%とはいえ、メジャーなブランドの3%と比較すると露骨に劣ってしまっているのが残念です。

ただこれ、企業努力はしっかりと感じ取れるのは好感。

扱いの難しいストロング9%に挑戦し、最大の問題である酒臭さを緩和する事には成功しております。

まあ人工甘味料を入れまくったんだろうというVマークと同じ傾向でしょうね。

税込ですら88円というとんでもない価格も考慮すると、十分よくやってる方だと思います。

しかもなんせホームセンターですからね。

酒臭さがある程度抑えられている分、同価格帯のあのトップバリュよりギリ美味しくなっておりますし、素直に賞賛できるチューハイだと思いました。

まあ美味いかマズいかで言ったら余裕でマズいのですが、それでもトップバリュよりはややマシです。

価格がとにかく安いので、気になった方は是非カインズでお買い求めください。

では!

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成分表

成分 100mlあたり
エネルギー 54kcal
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 0.6g
ー糖類 0g
食塩相当量 0.02g
プリン体 0mg
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